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| 1.保全管理人 高橋弁護士からの説明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 東畠弁護士、あと4人の若い弁護士とともにNOVAの件を担当されています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2.NOVAが破綻した経緯 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| NOVAはとてつもないような無謀な拡大路線とNOVAうさぎを含めた莫大な広告費で成長した会社で、年間100億の家賃と年間170億の宣伝費を費やしていました。その資金は、長期の3年契約のノルマを課し、そのお金でまわしていました。 6月に経済産業省から一番長い3年契約の停止命令が出たため、解約が殺到し、信用不安に陥りました。破綻するまで、1ヶ月20億の維持費がかかるのに、収入が10億しかありませんでした。本社なども全て賃借のため、不動産はありません。現預金もありません。 猿橋個人がいろんな金策に走っていたのは事実ですが、それがどうにもなりませんでした。 そこで役員3人が、クーデターをおこし、更正法を申請しました。この3人は、登記上は役員ですが、会社の中では、次長次長課長です。そこから上の部長や常務・専務はこの会社にはいません。社長一人で、その次のトップは全て次長クラスで、各人は自分の担当していることしか知りません。役員会議などもなく、個人商店が大きくなっただけのような会社でした。申請を出したときには、1日分の経費もないような状況でした。 |
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| 3.スポンサー決定の経緯 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 保全管理人に就任したときに、経済産業省に行き、経産省にも責任があると意見を申し上げました。 受講生の前払いのポイント・チケットは全部合わせて約570億円。保全管理人としては、労働者と受講生の保護を熱心にやってくれるスポンサーを募集しました。 12社ありましたが、570億ある借金を返すという企業は1社もありませんでした。国は民間消費者に国のお金を使うなんてありえないという態度で、一切お金を出しません。スポンサーも民間企業、営利企業です。たとえ半額の285億を返したとしても何も残らないのです。 生徒の先払い債務については、一般更正債務(注釈1)だと考えていますという返答ばかりでした。ではNOVAには企業価値があるから、たとえ半分、3割出してもそれだけの企業価値があるなら、儲かるという話ですが、今のNOVAには企業価値はほとんどありません。財産は生徒さんと従業員、外国人講師だけです。これを維持するには人件費が年間18億もかかるのです。NOVAの今の企業価値はゼロに等しい。 生徒さんを救済するために格安のサービスを提供すると、人件費も出ないのです。その上で、例えば150億を返すための資金にあてれば、大赤字です。普通こういう場合は、更正法を申請してから3ヶ月から半年をかけて受け入れ先を探すのですが、保全後も毎日家賃や人件費がかかるため、資金が持ちません。だから大急ぎでやる必要がありました。上場企業は、役員会を行い、決議を取りとなかなか決まりません。 決断が早いのはオーナー企業か外資系の投資ファンドですが、投資ファンドにこの会社を移すとまた売ってしまうかもしれない。決して従業員や生徒のためになりませんから、投資ファンドははずしました。そんな中でG社のご提案は、25%というサービスの額としては破格の安さでした。 スポンサーが見つからなければ、破産になり、従業員も全員解雇です。皆さんの負債も一般小取引で何の保護もない、一般破産債権です。負債があわせて1000億くらいに対し、資産は1億くらい。国税の滞納を払って、従業員の負債のほうが、生徒さんのものより優先権があるので、それを払えば、1円も残りません。給料も出ない。それよりは生徒さんに授業を受ける権利を与える方が、役立つだろうと裁判所と相談して決めました。 それからお茶の間留学もこれもご心配いただいたかもしれませんが、ややこしい株の売買は11月6日に私が行って全て取り返してきました。ギンガネットの株の所有者は100%NOVAということで取得者の方と話し合いまして、取得時の金額で利益なしで譲っていただきました。ですからNOVAが100%株主です。これでお茶の間留学の体制もできました。 駅前留学、NOVA KIDS、お茶の間留学、全てができる体制を整えたので、これでやっと合意ができたわけです。 |
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| 4.ジーコミュニケーションの条件 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 経営者は38歳。愛知大学院をでて、役所に勤めて、塾をやりながら年商500億です。 そういう中で最大限の努力をしていただくということで合意しました。 25%は、2重負担になります。ただ前払いではなく、月謝制です。今までのNOVAのサービスが1ヶ月1万円であれば2500円で、残ったポイントに換算して100%を25%でずっと受けていただいて結構ですというご提案でした。ただその条件として、債務は引き継ぎませんというものでした。 それでも結局赤字でやるわけです。25%の月謝で、人件費ばかりかかるのですから、決して黒字にはなりません。先行投資で赤字でやってもらう、これが我々保全管理人がこの短期間で得た精一杯の条件です。 中途解約のお金は返ってきません。これははっきり言っておきます。前払いの授業料は解約しても返ってきません。中途解約の人はその契約を撤回して、もう一度授業を受けたいといえば、同じ条件の25%で平等に扱われます。 ではいつからの解約が対象になるのか、これはスポンサー側と調整を進めています。今月末には30校、200校体制は1年以内ということで申し上げておりまして、その候補をリストアップしています。これは全国です。朝日新聞が誤って報道しましたが、これは全くの間違いです。講師も原則的に希望者は全員雇用します。 当初、30校だとほとんどの人が余りますが、前のように予約が取れない状況にしてはいけないと、厚い人材でやっていきたいとのことです。採用した日から給料も支払いますと言っています。 皆さんに格安の値段で、何年かかるかわからない授業を提供しなければならない。だからせめて月謝で25%を払ってもらわないと、このスポンサーが倒産してしまうという状況下で、ご決断していただきました。我々としては引き出せる最大限の条件がこれでした。 また30校体制では、あの従業員が持たないんです。ですから早くたくさん開かないと、彼らも負担が大きくなっていくばかりなんです。1年で200校といわれていますが、前倒しでやっていくつもりだと思います。 それとお茶の間留学の設備を私どもが全部保全をしましたから、だから新規入学で、25%の月謝制でいいですねと仕切りができれば、技術的には明日からでもできます。ややこしい株の問題も解決してます。ただ5万人のお茶の間留学の生徒さんに一人ずつ話をするのに手間がかかりますから、技術的にはあるけれど、再開は駅前の方が早いかもしれません。 |
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| 5.質疑応答(生・・生徒の会 高橋・・保全管理人(敬称略)) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 注釈2)11月13日、基本合意契約がかわされました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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